今、会社が「新しいこと」を始める理由
時代がものすごいスピードで変わっていますね。
私たち経営者や管理職は、お客様の意識が変わり、新しい技術が次々と出てくる中で、「今の事業だけではこの先不安だ」と感じています。だからこそ、新しい事業の柱を作ろう、会社をもっと進化させようと、様々な挑戦を始めていることと思います。
未来のために、お金も時間もかけて、新しいプロジェクトチームを作り、「イノベーション」という大きな旗を掲げている会社も多いでしょう。
ですが、現場で働く皆さんの様子を見ると、どうでしょうか。せっかく始めた新しい取り組みも、なんだか盛り上がりに欠けたり、「掛け声だけ」で終わってしまったりしていませんか。期待していたほど、会社全体がワクワクした空気になっていない。そんなジレンマを感じてはいませんか?
「事業開発やイノベーション」が目的になってしまい、これらを推進することに集中しすぎてしまっているのでは?
なぜ、こんなにも一生懸命に挑戦しているのに、結果が出ないのでしょうか。
私たちが現場で多くの企業様を見て感じるのは、「新しい挑戦が、会社の土台や心と繋がっていない」ということです。
新規事業の現場:流行っているから、競合がやっているから、という理由で始めるけれど、結局「うちの会社がやる意味」が見つからず、途中で「あれ、これって何のためにやってるんだっけ?」となってしまう。
イノベーションの現場:「変わろう!」と声を上げても、現場の人は「失敗したら怒られる」「今のやり方が一番安全」という保守的な空気から抜け出せない。結果、本当に面白いアイデアは日の目を見ず、無難な企画ばかりが残ってしまう。
これはつまり、会社が「何のために」「どこに向かって」挑戦しているのか、その明確な「軸」がないまま、ただ「やること」だけを追いかけている状態です。軸がないと、船はすぐにブレてしまい、やがて停滞してしまうのです。
挑戦の成功に不可欠な「ブランディング」という羅針盤
ブランディングというと、「かっこいいロゴやデザインを作ること」だと思われがちですが、私たちが考えるブランディングは違います。それは、「私たちは何者で、社会にどんな良い影響を与えたいのか」という、貴社独自の「意味」や「存在理由(パーパス)」を深く見つけ出し、それを土台にすべてを決めていく考え方です。
この「ブランディング」で軸をしっかりと持つことで、貴社の挑戦は大きく変わります。
- 挑戦が迷走しない
「うちの会社がやるべき新しいこと」の基準が明確になります。流行に惑わされず、自社の個性や未来に繋がる、本当に価値あるプロジェクトだけを選べる「羅針盤」を手に入れることができます。 - 現場の人が心から動き出す
経営層が定義した「ブランディングの目的」が、単なる数字目標ではなく、「私たちが存在する意味」として社員一人ひとりに伝わります。「この挑戦は、私たちの会社が社会に必要とされるためにやるんだ」と納得できたとき、現場の「どうせ無理」という空気が一掃され、社員は自ら考え、動く強い原動力を得られます。 - 新しい価値が生まれる
ブランディングで軸があれば、お客様は「その商品・サービスに込められた意味」にも価値を見出してくれます。ただ安いから買うのではなく、「この会社だから買う」という信頼が生まれる。これが、価格競争から抜け出し、独自の強い価値を生み出す方法です。
挑戦に成功した企業の「ブランディング」の力
ブランディングで軸をしっかりと確立した挑戦は、必ず実を結びます。
例えば、長年続く製造業の会社が、自分たちが持つ技術と、お客様の本当の喜びを繋げる「意味」を再定義し、それをデザインやサービスに徹底的に反映させた結果、時代の流れに負けず、独自の市場を切り拓いていく事例は多く見られます。
また、ある老舗のメーカーは、「世界最高の製品を作りたい」という揺るぎない想い(パーパス)を軸に、手間をかけてでも品質にこだわり抜いた調理器具を生み出し、高価にもかかわらず多くのファンを獲得しました。彼らの成功は、優れたアイデアだけでなく、その製品が生まれた「意味」がお客様に伝わった結果です。
真のイノベーションや新しい事業は、決して難解な技術や偶然のアイデアから生まれるのではありません。「うちの会社が、なぜ社会に存在するのか」という、極めてシンプルな問いから始まるのです。
自社だけの「意味」をブランディングで一緒に探しませんか?
貴社の新しい挑戦は、本当に未来に繋がっていますか?単なる「活動」に終わらせないために、今こそ「ブランディング」という事業の軸を据え直しましょう。
未来公園のコンサルティングは、貴社の内側に眠る「最高の個性」と「独自の意味」を徹底的に引き出し、それを事業開発や組織全体を動かす力強い「軸」としてデザインします。
「スローガンだけ」の挑戦から卒業し、ブランディングを基軸とした持続的でワクワクする変革を実現するために。まずは私たちと一緒に、貴社の「新しいなにか」について、お話してみませんか。
