5番目のステップは「テスト」
4番目のプロトタイピングとセットとして考える場合と、次のステップの準備として考えるという2つの方向があると思います。
<4番目のプロトタイプとセット>
プロトタイプのところでも書きましたが、プロトタイプでつくられた試作は、ゴールに向かって突き進んでいいのか、まだ、自由度があったり振れ幅が広かったりします。
この場合、プロトタイプとテストを高速で繰り返す必要があります。簡単につくって試すことになります。
そして、ここでのテストで、実際にお客さまになったつもり、または、実際のお客さまに試してもらうことで、本来の問題提起に対して、ひとつの答えとなっているか?または、新しい問題や、可能性が見えるか?振れ幅がある中で、軌道修正が必要か?など、あらゆる角度からテストします。
ここでは、必要に応じて、戻ることも考えられます。ゴールを想定して、そこを目指して突き進むのが通常のビジネスかもしれませんが、
デザイン思考では、ここでも可能性を広げるため、あえて、行ったり来たりを繰り返すことが大切です。
<次のステップのためのテスト>
方向性が定まっった場合は、完成と販売のための準備としてのテスト(リサーチ)をします。
ここでは、なるべく対象ユーザーとなる方にテストをして方がよいと思います。実際に体験した時の第一印象、感想、欲しいと思った時のポイント使い買って、など。
これらは、この後、販売に移行するときのプロモーションツールに反映するキーワードとして活かせるところが出てきます。
では、楽しい未来をつくってくださいね!