ビジネスの種を社会実装につなげる「デザイン経営」──BTC視点から見えてくるもの

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未来のビジネスを育てる上で、アイデアだけでは足りません。
それを「社会にどう実装していくか」が、実はもっとも重要な問いとなります。
私たち未来公園では、企業の研究開発部門(ラボ)の皆さんとともに、「技術シーズ」を社会に届けるためのファシリテーションを行っています。そこで大切にしているのが、BTC(ビジネス・テクノロジー・クリエイション)視点によるアプローチです。

ユーザーの体験から逆算する思考

どんなに優れた技術でも、それが“誰か”の心を動かすものでなければ、社会には浸透しません。
だからこそ、アイデアの初期段階から「エンドユーザーはこれをどう体験するのか?」という視点を持ち続けることが重要です。
私たちは、まだアイデアが形になる前から、イメージの中でプロトタイピングを行います。
頭の中で何度も体験し、チームで議論し、仮説を立てては検証を繰り返す。
そのプロセスの中で、「ユーザーが心を動かされる瞬間=感動ポイント」を探し続けています。

BTC思考──専門の壁を越えて混ざり合う

このような探求をスピード感を持って進めるためには、「BTC」という思考軸が欠かせません。
ビジネス(Business)、テクノロジー(Technology)、クリエイション(Creation)という、異なる専門性が交わることで、アイデアは飛躍的に現実味を帯びてきます。
未来公園のBTC視点では、各専門領域を独立したものとしてではなく、ユーザー体験を中心にしたひとつの視野として捉え直しています。
たとえば──

  • エンジニアの視点でマーケティングを考える
  • ユーザーの視点で技術を見つめる
  • デザインの視点でマネジメントを見直す

このように、それぞれの立場を越えてフラットに語り合う場が、プロジェクトの推進力になります。

「あっという間に3時間」──チームの熱量が高まる場づくり

技術シーズの議論は時に複雑で専門的になりがちですが、ユーザー体験という共通言語を持つことで、チーム全体が同じ方向を向くことができます。
「それ、ユーザーが手にしたとき、どんなふうに感じるんだろう?」
そんな問いかけから始まるディスカッションは、いつの間にか熱を帯び、気がつけばあっという間に数時間経っている──。そんな場面が、よくあります。
この熱量こそが、社会実装への原動力。
未来公園は、企業のみなさんの技術と想いが、リアルな体験として社会に届くまでの伴走者でありたいと考えています。


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