ブランディングとクリエイティブな組織の相乗効果

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アフターコロナの時代になって、ビジネスのあり方は大きく変化し、新たな価値観づくりが企業や経営者に求められています。このような中で、ブランディングの注目も高まり、さらに組織の創造性を高めたいというご要望も増えています。

私たちはブランディングを「お客様の心に宿る価値」と定義しています。

また、企業や商品・サービスの価値がお客さまに認められ続けるためには、クリエイティブな組織文化も大切な要素と位置付けています。

ブランドを組み立てる段階で、ブランドにあこがれや夢・未来など、一歩先を思い描けるようなストーリーを加えます。また、ブランドを運営する段階でも、ブランドを育て続けるために未来を描き続けます。

これらの活動を継続するため、ブランドに関わるすべてのメンバーが、いつもわくわくしながらブランドを育てている環境として「創造的な組織文化」を同時につくっていく必要があります。

スタッフ全員がお互いを認め合い、アンテナを張り、自由に意見を言い合える環境をつくり、考えたことをすぐに実行できる。もし、失敗してもその失敗を活かしてエネルギーにする。そんなクリエイティビティーの高い組織文化が、「お客さまの心に宿る価値」につながるブランドに進化させていくことができるのです。

組織の創造性(クリエイティビティ)を高めるポイントを少しご紹介します。

○全ての人が創造性をもっている!

「自分は創造性が低い。」と思っている人が多いようです。ただ、それは誰が決めたのでしょうか?実は、

「自分は想像力が低い。。と思い込んでいる」ケースが多いのです。人間はもともと創造性を持って生まれてきました。しかし、幼少期に、友達との関係性(比較)、親の対応から、「自分は創造性が低い(苦手)」という考え方を植え付けてしまっていることがあります。

「自分には生まれたときから創造性をもっている」ことを再認識してもっと自分に自信を持ってよいと思います。「とはいうもののなかなか。。」と考えてしまうこともあるかと思いますが、少しづつで大丈夫。一歩一歩自信をつけていきましょう。


○心理的安全性

部門や部署、プロジェクトやチームなど、さまざまな組織があります。また組織の中で、上司・部下、先輩・後輩という上下関係があったりして、しがらみをつけていないと言っても、ひとりひとりが発言しずらい環境に知らないうちになってしまっているかもしれません。

どんな小さな発言でも、「いいね」と認める。ひとりひとりを生かし合う。個性を尊重することで、心理的安全性が確保でき、安心して、活発に発言できる環境をつくることができます。

組織の創造性を高めるポイントはまだまだありますが、上記の2つを実現するだけでも、組織の風土が変わってきます。ひとりひとりが生き生きしてきます。

弊社では、「1+1=3」という考えを持っています。これは、1人と1人。双方が生かし合うことで、合計が2ではなく3になるという考え方です。逆に、上下の関係、指示命令の関係では実は「1+1=2」にもならず「1+1=0.5」になってしまうと思います。

これからの時代、組織の創造性を高め、ブランドを進化しつづけることが大切と思います。

未来公園では、デザイン経営、デザイン思考を応用したプログラムでブランディングを中心にクリエイティブな組織づくりにも取り組んでいます。
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